淋しい夕暮れ
雪の中の夕暮れ。
以前あった素敵な木はなくなり、田や畑が住宅になるらしい。
我が家の中でもひとつ命が消えてしまい、時間はずっと動いていることを知らされる。
前にはきれいな夕暮れと感じていた景色も淋しいと感じている。
これから少しずつ、独りになる日に近づいていくことを一日一日考えて、しっかりと噛みしめて過ごそう。
気付くことが遅くなる前に、よく見て考えて、楽しみや思い出を作っていこう。
人や物や生き物との出会いを、つながりを大切にしていますかと自身に問いかけていこう。
そして、いつかまた、きれいと思える日が来るのかな。前とは違う感じ方かもしれない。その方が自然だね。
いつも私と関わりをもってくれている人々に、感謝する気持ちが大きくなってきた。
年に一度だけでも、月に一度だけでも、もちろん毎日でも、ありがとうございます。
やな事も生きているということだね。
関わりがあるから、価値観が合わないことに気づいて嫌なんだね。
自分が大切にしていることは何かを見据えて、重きを置いていく。それ以外は特に大変なことはないよ、きっと。
また、仲間に会いたいな。
分かち合いたいな。
私のこの心をどんな風に感じるだろう。
どんな風に受け止めるのだろう。
何か返してくれることがあるかないかも知りたいな。
いろいろなことが思い出される淋しい夕暮れ。